フィードバック と言えば、ネガティブなイメージが強いのではないでしょうか?
この本を読めば嫌なフィードバックのイメージが覆ること間違いなしです。
私自身、フィードバックに恐怖を覚える程、嫌でした。ダメな部分を指摘され、改善することでしょ。と思っていました。
自分がする側でも言いづらいし、してもらう側に立つとイラッとして受け入れないガードを貼ってしまう。そんなストレスのかかることでした。
じゃあ今週のフィードバックしま〜す!
えっ!?マジかよ。
良い報告しておかないと
詰められるなぁ〜。
とこんな感じで、指摘されたくないからそれとなく良い感じに週間報告をするようになりました。
皆さんも記憶にあるのではないでしょうか?
この記事では、「みんなのフィードバック大全」という本を読んでフィードバックの考えが180°変わったことと、今の職場にそのまま活かせると思ったのでご紹介させて頂きます。
フィードバックのマイナスイメージを払拭
この本を読むまでは正直ネガティブなイメージを持っていました。
ただ、本書ではフィードバックを行う際には、大前提として「相手の成長を願う」マインドが大事だということが書かれています。
フィードバックをすることで、相手の気づけていない部分を伝えてあげたり、もっとこうすれば良くなると思うことに気づいてもらう場面だと思うことが大事だということです。
そう考えると、指摘されることも怖くないし、アドバイスを受けた内容を次の機会にやってみようと前向きに捉えることができると思います。
いままでのフィードバックのイメージは、「課題と問題点を指摘し改善させるもの」と捉えていました。一方的に伝えて改善させることばかりに目を向けがちでしたが、相手に気づきを与えることが何より大事だと感じました。
フィードバック にも種類がある!
フィードバックにも2種類あるそうです。うまく使い分けることで関係性を構築しましょう。
ポジティブフィードバックを実践することで、人間関係が円滑に働き組織が活性化する未来があると期待します。組織の活性化のために「相手の成長を願うマインド」を忘れず、フィードバック文化の浸透を勧めていきたいと思います。
一般社員の方から役職者まですぐに実践できる内容となっています。きっとフィードバックの概念が変わります。
実際に上司と面談してみた!
早速、上司との面談を行う機会がありました。
自分へのフィードバックはもちろん、自分から上司に対してのフィードバックの場もあります。
今月を振り返ってみてどうだった?
困ったことや改善したいこと、毎日仕事していてなにか気づいた点などないかい?
今月は調子が悪く、効率よく作業をこなせなかったと感じています。
マルチタスクを消化するのに、優先順位の付け方を間違えましたね。
作業効率の悪さが結果にも現れていると感じました。
確かに…。作業するのに苦戦しているなぁと見てて思ったよ。
デスクでの作業中心よりも、外回り中心に動いている方が全ての業務が効率よく
こなせてるように感じたけど、自分ではどう思う?
私
確かに思い返せば外回りを中心にスケジュール組んでいる方が
内勤作業もうまくこなせてるような気がします。。。
言われてみて気づきました。内勤作業もこなしつつ、
外回りのスケジュールをメインに組みなおしてみます。
上記の面談はポジティブフィードバックに近い感じになったのではと感じました。
作業効率の悪さをカバーするのに、違う作業をメインに取り入れることで、他の作業もうまくいく。ということに気付かされました。
かくいう私は上司に対して「普段デスク作業が多いですが、なにしてるの?」や「今期の業績や活動方針はどう考えてるの?」等、上司の考えを聞き出そうとしてポジティブな意見を言えずにただ質問で終わりました。
こうして振り返ってみると、上司はナチュラルにフィードバックを使いこなしてるのかも。と思わされました。
マイナス面や、なんでやらなかった?なぜ、結果がでなかったと思う?などの詰め方をされていたら前向きな発言は出なかったと思います。
私の場合はすでに上司が適材適所で仕事を回すように考えてくれていたため、良い面談ができたと思います。
フィードバックを行うにも、前向きな発言が飛び交う面談になればまた頑張ろうと思えますよね。
働きやすい職場環境を作るためにも周りを巻き込んで自ら動いてみるのも良いかもしれません。
働く環境に少し困っている方、毎月の面談でうまくできない方、ぜひ一読してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後も日々の気づいた点を発信していきたいと思います。
みんなのフィードバック大全 [ 三村真宗 ]
コメント